こんにちは、ジロー(@yuruikujiblog)です。
子どもに紙製のカードをビリビリに破かれたこと、ありませんか?そんなとき、家に1台、ラミネーターがあったらいいなと考えたことはありませんか?
私もはじめは手貼りラミネーターフィルムで解決すると思っていました。しかし、うまくいかなかった経験から、家庭用ラミネーターを購入するに至りました。その結果、生活が一変するほど購入して良かったと感じています。
この記事では、家庭用ラミネーターの購入を検討している方に向けて、家庭用ラミネーターの選び方のポイントからオススメの機種、そして家庭用ラミネーターの具体的な活用方法まで、しっかりと深堀りしてご紹介してまいります。
育児を効率化するために大事なことは「吟味」と「導入」です。その「吟味」の部分はこの記事でバッチリです。ぜひ「導入」して、育児をゆるく乗り切りましょう!
- 家庭用ラミネーターを購入したい方
- ラミネーターの選び方を知りたい方!
- ラミネーターの活用方法を知りたい方!
- ラミネーターの選び方がわかる!
- オススメのラミネーターがわかる!
- ラミネーターの活用方法がわかる!
本記事の重要度と難易度は以下のとおりです。
- 重要度低い12345高い
- 難易度難しい12345簡単
このブログでは、子育て中のご家庭がキツい育児をできるだけ「ゆるく」進められるように、育児グッズやITを活用して家事を効率化するためのライフハックを発信しています。お気軽にコメントをお待ちしております。ブックマークやSNSのフォローもぜひお願いします!
家庭用ラミネーターが欲しかった理由
ある日、イチコがこんなことを言いました。
カードとかの紙のおもちゃがすぐにボロボロになるんだけど、何かいい方法ないかな?
100円ショップで買ってきた動物や乗り物のカード、安くていいのですが、子どもたちはすぐにビリビリに破いてしまうんですよね。かといって、破れないプラスチック製のものは高いです。
安い紙製カードを長く使うためにはどうすればいいのか……?
ラミネーター不要の「手貼りラミフィルム」みたいなもの売ってなかった?
確かに実際に100円ショップでもラミネーター不要のラミネートフィルムでもラミネートできなくはありません。しかし新たな問題が。
お風呂で使ったら浸水してきちゃった……
子どもたちを風呂に入れるときに、遊ぶ&気を引く用にラミネートしたカードを使ったのですが、手貼りのラミネートフィルムでは簡単に浸水してしまったそうです。(これは当方の作り方が甘かった可能性もありますが)
どうせ作るなら、しっかりとしたものを作ろう! とラミネーターを購入する方針を立て、ラミネーターについて調べました。
家庭用ラミネーターの選び方
ラミネーターは私の職場にもあるので馴染みがあります。普段の使い勝手を考えながら、選び方について必要なものは何かを考えていきました。重要な点は以下の5つです。
今回は業務用ではなく、ご家庭での利用を想定しています。
加工できるサイズをチェック
家庭用ラミネーターは大きく2つにわかれます。「A3」サイズまで対応可能なものと「A4」サイズまで対応可能なものです。
サイズ | A4 | A3 |
---|---|---|
縦 | 297 mm | 420 mm |
横 | 210 mm | 297 mm |
A4サイズというのは一般的なコピー用紙で、A3サイズはその倍、A4の紙を横に2枚並べた大きさのことを言います。
家庭ではどのサイズまでを考えておけばいいのでしょうか?
我が家では、前述のとおり
を印刷する目的であったため、A4サイズよりも大きなものは不要と判断し、A4サイズがラミネートできるものを選択しました。
ローラーの本数をチェック
ラミネーターの内部にはローラーが仕込まれています。2本、4本、6本のローラーで構成されている機種が多く、その本数によって出来上がりの綺麗さが変わってきます。ただし本数が多い方が高価になってきます。
ローラーには熱を加える「ヒートローラー」と、紙を送る「プルローラー(プレスローラー)」の2種類があります。
2本ローラータイプ
2本ローラータイプは、ヒートローラーとプルローラーを兼ね備えており、比較的安価な製品が多いです。ラミネートの仕上がりはまあまあといったところですが、安価に購入することができます。
4本ローラータイプ
4本ローラータイプは、ヒートローラーとプルローラーが一組ずつついているので、2本ローラータイプに比べて安定性が増します。性能と価格のバランスが取れた製品と言えます。
6本ローラータイプ
6本ローラータイプは、4本のヒートローラーで加熱して、2本のプルローラーで圧着、紙送りをするので、安定感が抜群!反ったりすることなく仕上げることができます。
ただし、高性能なので価格が高価なものが多いのが難点です。10万円以上するものもザラにあります。店舗などで使用する業務用としては重宝するでしょう。
家庭用、そして初めてのラミネーター選びということで、いろいろな口コミを調べた結果、最近のモデルは安価な2本ローラーでも十分に使えるであろうと判断し、2本ローラータイプから選定をしました。
使用できるラミネートフィルムの厚さをチェック
一般的によく使われているラミネートフィルムは「100ミクロン」「150ミクロン」の2つです。診察券や店頭のPOPなど、日常生活でよく見かけるのがこれくらいの厚さのものです。
我が家では先に100円ショップで販売されている商品をリサーチし、それに見合った製品を選びました。目をつけたラミネートフィルムは「ダイソー ラミネートフィルム A4 11枚入り」です。
1枚あたりのコストは約9円。いろいろと調べましたが、手軽に入手できる商品の中ではかなり安いです。このラミネートフィルムの厚さが「100ミクロン」。これが通ればいいかな、ということで選定しました。
ウォームアップ時間をチェック
ラミネーターはラミネートフィルムを熱で圧着させることで使用します。なので、使用できるようになるまでには最適な温度になるまで待つ必要があります。このウォームアップ時間は機種によってさまざまで、30秒程度のものから5~6分程度かかるものまであります。
当たり前ですが、使いたいときに使えるほうがいいです。つまり、ウォームアップ時間は短いに越したことはありません。
結果的に時短効率化を掲げる我が家にとっては、ここが一番大きな決め手となりました。
ラミネート速度をチェック
ラミネート速度とは、用紙を投入してから完了するまでにかかる時間。当然ですが、ウォームアップ速度と同じくラミネート速度も速いほうがいいに決まっています。
やはり速度が速いものは高価にもなりますし、予算との兼ね合いでバランスの良いものを選ぼうと考えました。
我が家で選んだ機種は「ナカバヤシ パーソナルラミネーター クイックラミ NQL-101A4」
以上を踏まえて、我が家が出した結論は、「ナカバヤシ パーソナルラミネーター クイックラミ NQL-101A4」でした。
「ナカバヤシ パーソナルラミネーター クイックラミ NQL-101A4」のいいところ・気になるところ
いいところ
ウォームアップ時間とラミネート加工が早い!
梱包されていた箱にも書いてありましたが、「電源を入れて最短約84秒で完成」します。ウォームアップに約40秒、ラミネートスピードが約44秒です。
家庭用としては、なかなかのスピードです。枚数が多いときなどには特に便利に感じますね。
その割に低価格!
低価格帯の「2本ローラー」タイプなので、比較的低価格で購入することができました。
先に「2本ローラーは出来上がりがまあまあ」と記載しましたが、出来映えに文句をつけるところはありません。家庭用ラミネーターとして使うのであれば十分です。
抜群の操作性
波打ったり気泡ができたりうねったり詰まったり……ラミネーターにはいろいろな不具合があるようですが、1年近く使い続けて、今のところそのような状況に陥ったことは一度たりともありません。
我が家が使用時に気をつけていることは、ラミネートフィルムを挿入する際に、できるだけ平面を維持するために、下敷き的なもの(我が家ではカッティングシート)を添えることですね。
コンパクトなので置き場所に困らない!
幅:360 mm × 奥行き:150 mm × 高さ :78 mm とかなり省スペースです。我が家では作業机の上に常に鎮座なさっていますが、邪魔に感じたことはありません。
気になるところ
この機種だから気になる、といったことではありません。これはラミネーターすべてに言えることですが、使い勝手の面で気になるところは以下の2点です。
角が尖る
ラミネーターをカットすると、その角は思いのほか鋭利に尖ります。これでは指を引っ掛けたりして怪我をしてしまいます。なので、我が家では角を丸くカットできるハサミを購入して愛用しています。
カットしたあとのラミネートフィルムは使えない
名刺サイズのものをラミネートしようと思っても、A4サイズのラミネートフィルムを使うと大幅にロスが出てしまいます。そこで、先にラミネートフィルムをカットしてから使おうと考えましたが、それはどうも無理なようです。
解決策としては、名刺サイズのような小さいものをラミネートしたい場合は、無理やりにでもそういった小さいものを集めて利用するようにしています。
家庭用ラミネーターの活用事例
100均カードをお風呂仕様に
冒頭でも出てきましたが、やはり手張りではなくきちんとしたラミネーターで作ったカードは浸水しません。これがあると子どもも遊んでくれるので、子どもたち2人を一度にお風呂に入れるときには重宝します。というか必須アイテムです。
誕生日ケーキに
誕生日のデコレーションケーキって高いじゃないですか。以前はケーキ屋さんにお願いして、いろいろなキャラクターのデコレーションケーキを作ってもらっていましたが、ラミネーターを購入してからは、全国展開の某コスパ抜群ケーキショップ「C」社の小さめホールケーキを買ってきて、キャラクターを印刷したラミネートを乗せて完了!お安く済んでいます。
また、食べてしまっておしまいではなく、ラミネートしたキャラクターもプレゼントできるので一石二鳥ですね。
髪型
これはインターネットにて拾ってきた髪型の画像をつなぎ合わせたものに番号を振ったものなのですが、これを印刷してラミネートすることにより簡単な髪型カタログになります。
我が家は姉妹なので、男の子に比べて髪が長いです。そして、その分風呂上がりのドライヤーに時間がかかります。なので、お風呂から上がって早く遊びたい!とドライヤーを嫌がることもしばしば。 そんなときにこの髪型カタログを見せながら
いらっしゃいませ~美容室で~す。今日の髪型はどうしましょうか~?
とお店風に声がけすると、楽しみながらドライヤーをしてくれます。子どもたちの「ごっこ遊びが好き」「大人になりたいマセた心」をくすぐる、ナイスなアイデアだと自負しております。
料理メニュー
これも某ファミリーレストランのメニュー表をインターネットから印刷しただけのものです。言わずもがな、メニュー表です。
夕食前の遊び時間、もう少し遊びたい子どもたちをおもちゃから引き剥がすのは至難の業です。そんなときこのメニュー表を持ち出して、
いらっしゃいませ~ご注文はどれにしますか~?
とレストランのように注文を取ることで、食卓についてくれるようになりました。こういった「ごっこ遊び」を、より本格的におこなうためにラミネーターが一役買ってくれています。
塩分量
我が家では最近、ホットクックを使った料理をよく作っています。そして、そのときの味付けは
と決めています。これは有名な勝間和代さんが推奨する「ロジカルクッキング」にあるもので、身体が欲する、一番美味しいとされている塩分濃度が0.6%である、というところからきています。
この0.6パーセントを効率よく重量に割り当てられるように、ラミネートした用紙を台所に貼り付けています。この紙を見ながら、塩分の重量を計算して入れています。
余談ですが、この0.6パーセントで作ると、とても美味しいです。素材の味や甘みがよくわかりますし、何より簡単に味が決まります。味見の必要がまったくなくなりました。
こちらが元ネタのロジカルクッキング提唱者、水島弘史シェフの著書です。火の入れ方や包丁の使い方まで、科学的に理にかなった解説がなされているので、とても腑に落ちます。確かに美味しくなります。オススメです。
サンタさん
これは保育士のママ友が作ってくれたものです。色画用紙を切って上手に配置してサンタさんを作ってくれました。元々は糊付けだけがされたものだったですが、かわいく作ってくれたのでラミネートすることにしました。
ラミネートすることで、糊付けよりも強度を高く保つことができます。
いただいたこの工作がとても気に入ったので、同じようなものを自作してみたいなーと現在アイデアを試行錯誤しているところです。
しおり制作
子どもたちが公園で拾ってきてくれた葉っぱを集めてラミネートすることで、しおりを作ることができます。ただそれだけのことなのですが、世界にひとつだけのしおりなので、とても価値がありますね。
一度だけ、挟んだまま図書館に返してしまいました。次回来館したときに渡してくださいました。
大事な写真
これが真っ先に考えつくところかもしれませんが、大事な写真をラミネートして部屋に貼っています。スマホカメラ全盛の時代ですが、特別な写真は貼り出すことで子どもたちも毎日目にします。
この写真は北陸地方の友人宅に伺った際に、娘さんとウチの姉妹とで撮影した写真です。ウチの姉妹にとってとても楽しかった時間のようでしたが、車で片道3時間の距離ですし、このコロナ禍ではなかなか頻繁に会うことは難しいです。
このような状況だったので、娘さんのことを忘れないように、毎日目につくところにラミネートした写真を掲示することにしました。この写真を見るたびに
●●ちゃんとあそんだの、たのしかったねえ
と言っています。次に会うことができたら、すんなりと仲良く遊ぶことができるでしょう。
ちなみに、ラミネートした同じものを友人宅にもお送りしました。とても喜んでいただきました。
購入を検討した製品
最後に、このラミネーターの他に気になって検討した製品をリストアップします。皆さまの環境によっては、大きさやスピードなど別の選択肢もありえるでしょうし、検討の一助となれば嬉しいです。
アイリスオーヤマ 高速起動ラミネーター HSL-A42
ウォームアップ時間35秒というのが最大のウリです。ただ、クチコミを見ると
といったものが見られましたので、購入を見送りました。
アイリスオーヤマ ラミネーター KLM42X
こちらもウォームアップ時間が約90秒と比較的短い製品です。サイズ感もナカバヤシのものよりも横幅こそ同じくらいですが、奥行きは107mmと約2/3サイズです。収納面ではかなり優れている製品と言えるでしょう。
約90秒とありますが、取扱説明書には「READYランプが点いてから約1分待つと、よりきれいに仕上がります」と書いてありました。なので、ウォームアップ時間は実質2分半と考えておいたほうがいいでしょう。
Bonsaii ラミネーター L409-A
まったく聞いたことのなかったメーカーなのですが、クチコミも上々で、かつ3,000円を切る安さは魅力的です。我が家では「ウォームアップ時間が3分50秒」という1点において購入を控えましたが、それ以外の部分はそれほど気になる点は見つかりませんでした。
Amazonでは、月に数回と頻繁にタイムセールもおこなっているようで、そのときには2,549円にて購入可能です。
はじめの1台として、手軽に導入できるという点は魅力的ですね。
ナカバヤシ パーソナルラミネーター クイックラミ A3 Z2723
我が家ではA4までで十分と判断しましたが、A3サイズまでラミネートしたい場合は、同モデルのA3バージョンをオススメします。実際に試してはいませんが、我が家にあるA4タイプと同様の操作性・仕上がりであると考えられるので、自信を持ってオススメできる製品です。
まとめ
今回は家庭用ラミネーター「ナカバヤシ パーソナルラミネーター クイックラミ NQL101A4」を紹介しました。
- 家庭用ラミネーターの選び方のポイントは5つ!
- いろいろな活用方法があります!
- ラミネーターは育児必須アイテム!
はじめは手貼りラミネーターフィルムでも十分と思っていました。ですが、ラミネーターを一度触ってしまうと、ラミネーターがない生活にはもう戻れません。
特にカードのラミネートは育児に必須だと考えます。4歳でひらがな・カタカナが読めるようになったみーと、3歳でそろそろ文字が読めそうなちー。2人ともが文字を読めるようになったら、ラミネート生活も加速度が増す気がしています。
この記事を読んでいただいたことで、「吟味」はバッチリのはずです。はじめは安価なモデルでもいいです。皆さまのご家庭にもぜひ、家庭用ラミネーターの「導入」をオススメいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジロー(@yuruikujiblog)でした。それでは、また次の記事でお目にかかりましょう!
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