こんにちは、ジロー(@yuruikujiblog)です。
今回は雑記です。日々家事や育児に対して思うことや、思いついたことなどを書いてみます。ちょっとしたときに思い出していただき、指針になれば嬉しいです。
名付けって苦労しましたか? 私たち夫婦も少しだけ悩みましたが、とあるトラブルに阻まれてから、悩むのをやめました。正確には、悩む要素が1つ減りました。
そのトラブルとは、「画数」です。「画数にこだわるのはもうやめよう」と思った体験談と、名付けに関する我が家なりのちょっとしたヒントもご紹介いたします。
名付けは悩む
我が子の名前をつける。「我が子への初めてのプレゼント」とはよく言ったもので、そう言われてしまうと、とっても悩んでしまいます。巷には名付けに関する本も数多く、我が家でも結構な数の本を図書館で借りてきました。(買わないところが節約家)
最終的には、里帰りしていたイチコの実家近くのファミレスで、ドリンクバー片手に3時間くらい粘って決めました。(ドリンクバーが節約家)
画数にまつわるトラブル
冒頭にあるとおり、画数については途中で諦めたのでよく覚えていないのですが、「総画数がこうだったら幸せだ」とかがあったような気がします。我が家もそれに倣おうと、スマホでそういうサイトを眺めながらファミレスのテーブルに指でたくさん文字を書きました。
ですが、ある瞬間気がついたのです。
「画数が合わない」
どうやって書いても画数が合わないんです。
「いち、にー、さん……」とゆっくり数えても合わない。
どういうことか調べました。
画数が変わった?
結論からいうと、私の名字の1文字について、ある日を境に画数が変更になったそうなのです。
「はぁ?」という話なのですがマジです。大マジです。
ざっくりというと、漢字には「JIS漢字コード規格」というものがあって、現在は2004年に改訂された「JIS X 0213:2004(通称「JIS2004」)」というものが使用されているのですが、この2004年の改訂時に、私の名字の1文字の形が変わって、画数が変更になったんです。
身近な例でいくと、「辻」さんとかの部首「しんにょう」に、パソコンやスマホの表示が、あるときから点が2つに増えましたよね。あれです。あれが2004年の改訂です。
戸籍を管轄する法務省が「戸籍統一文字」というものを公開、検索できるシステムがあります。
「辻」という文字の場合は点が1つの文字と2つの文字の2通りがヒットするのですが、私の場合、改訂前の文字はヒットしません。時空の彼方に置き去りにされてしまいました。改訂前の文字で生きてきた時間のほうが長いのに!
ちなみに、2004年以降、私の人生が大きく変わったかと問われたならば、それはNOです。すなわち、画数によって人生なんて変わらない、というのが、私が身を持って体験した出来事です。
男の子・女の子の付け方の違い
名付けで思い出しましたが、長女のみーは、生まれるまで一貫して性別を判断出来ない格好で居続けました。めちゃくちゃ頑固でした。
私はご存知のとおり効率的に暮らしたいので、ベビー服とかも生まれる前に買いたかったのですが、性別がわからないので黄色という無難な色を選ぶに至ったのです。まあ、今考えれば赤だろうが青だろうがどっちでもよかったとは思いますけどね。
そんなわけで、名付けに関しても前もって「男の子」「女の子」の双方の場合を考えました。同じようにいけるだろうと思っていたのですが、方法論はまったく違いました。
その時の私たち夫婦の思考回路をご紹介しておきます。何かの参考になれば嬉しいです。
男の子の場合
夫婦それぞれの思いを込めた「漢字」から考えました。
こんな人になってほしい、育ってほしいというイメージの漢字を1文字決めて、そこから付け足す、という作業です。
「優しい人になってほしい」なら「優」という文字に付け足す、といったイメージです。
これは、比較的すんなりと決まりました。
ちなみに、生まれてきたのは男の子ではなかったため、すんなりと決まった名前はお蔵入りだったのですが、実は親しい友人のお子さんとまったくかぶっていたそうです。危ない危ない。(お子さんの名前を知らない時点で親しいと言っていいのかはさておいて)
女の子の場合
女の子の場合も同じように決めようと思いました。ですが、女の子に付けられる漢字って、やってみると男の子に比べて少ないんですよね。
なので、「読み方」から決めました。
もうほんと、印象一発。ひらがなでいっぱい書きだして決めました。
特に次女のときは、そのファミレスでは決まりきらずに、帰り道になんとなくの私の鶴のひと声で決めました。後悔はしていません!
名付けについてこれだけは注意してほしい点
そして、最後に名付けについてこの部分だけは注意したよ、という2点を紹介しておきます。
パソコンやスマホで一発変換できる
効率的に生きたい私としては、パソコンやスマホで一発変換できてほしいです。変換の一番上に来て欲しいとは言いませんが、せめて候補には挙がってほしいです。
その昔、「大塚寧々さんの”寧々”の部分は、丁寧と打って丁を消して、佐々木と打って佐と木を消す」なんて笑い話がありました。ちなみに、2021年9月現在、Google日本語入力では「ねね」で変換できます。
まあ、これは極端な例ですが、こういうのを毎回するというのは手間ですし、辞書登録するにしても、端末の変更や図書館などでの外部端末での使用時には困ります。
電話口で説明ができる
私の名字は比較的珍しく、かつ、電話口で説明するのが難しい漢字を使っています。前述の画数が変更になった漢字です。
難しい漢字でも有名な使用例があれば伝えやすいのですが、それがまったくないのです。
唯一思いつく伝え方があるのですが、これでも伝わらないことが多く、その場合は「ひらがなで結構です」と諦めます。
なので、せめて名前だけでもわかりやすい漢字を使ってあげたい、そう考えました。
名付けに対しての私の想い
もちろん、名付けには正解はありません。人それぞれの感性があってもいいと思います。否定もしません。
ですが私は、本人にもその家族にも、そして学校の先生やその他関わる人すべてに対して、優しい思いやりが必要だと考えます。それは、書きやすさだったり読みやすさだったり、これからの時代では変換のしやすさだったり。
そういった部分は、可愛らしさや音の響きよりも上位にくると、私は考えます。
私は2人の娘の名前は気に入っていますし、本人たちが物心ついたときに、気に入ってくれたら嬉しいです。
まとめ
まとめると、「画数なんていつ変わるかわからないものに縋るくらいなら、本人や周りの方々に思いやりを持った名前をつけてはどうでしょうか?」です。
画数が変わる、で思い出しましたが、友人は「どうせ女の子で嫁いだら名字も変わるし、そこまで気にしないよ」とも言っていました。
当たるも八卦当たらぬも八卦、迷ったときにはこんな考え方をするヤツもいるんだな、と思い出してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジロー(@yuruikujiblog)でした。それでは、また次の記事でお目にかかりましょう!
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