こんにちは、ジロー(@yuruikujiblog)です。
今回は雑記です。日々家事や育児に対して思うことや、思いついたことなどを書いてみます。ちょっとしたときに思い出していただき、指針になれば嬉しいです。
育児中にイラッとするときはありませんか? 私はしょっちゅうあります。そして、寝顔を見ながら「言い過ぎてしまったなー」なんて罪悪感に駆られてしまうのです。
なぜイライラしてしまうのかなーということを考えました。そして、そのほとんどが「●●したらダメ!」ということなんだということに気が付きました。
そしてそんなとき、必ずあるテレビアニメを頭に思い浮かべるんです。「ペッパピッグ」というアニメです。
今回は「ペッパピッグ」というアニメを通して、私の目指すべき育児の方向性についてお話しできればと思います。
「ペッパピッグ」とは
皆さん、「ペッパピッグ(Peppa Pig)」というテレビアニメを知っていますか?
全世界で子どもたちに人気、イギリス生まれのアニメです。
愛らしいこぶたの4歳の女の子ペッパピッグが、1歳半の弟ジョージピッグ、ママのマミーピッグ、そしてパパのダディピッグたち家族と過ごす日常を描いた作品です。
1話5分程度で、とてもほのぼのしたアニメは、みーもちーも大好きで、よくNetflixなどでも見ています。
ペッパもジョージも、よく失敗をします。しかし、マミーもダディも怒りません。それどころか、一緒に失敗を楽しんでいることすらあります。私は、このような度量をまったく持ち合わせていません。
例を挙げて見ていきましょう。
「みずたまり」
今日は雨。ペッパとジョージは外で遊べません。すると、雨がやみました。待ってましたとばかりにペッパは聞きます。
ペッパ「ダディ、お外で遊んでもいい?」
ダディ「いいよ、二人で行っておいで」
この段階で私ならダメって言っています。
雨上がりに外に出ると靴もビチャビチャ、服もビチャビチャ。洗濯も風呂も大変だし、玄関は汚れるし、風邪をひいてしまう可能性だってあります。
この時点で、すでにダディの度量に完全に負けてしまっています。
続きを見てみましょう。
ペッパはどろんこの水たまりが大好き。水たまりでバシャバシャ遊んでいると、マミーがやってきて言いました。
マミー「ペッパ、水たまりで遊ぶなら長靴を履きなさい」
いや、指摘するの、そこ!? 水たまりで遊ばないで、じゃないの!?
水たまりでバシャバシャなんて、後のことを考えると一番避けたい遊び方です。ここでもマミーは怒らないのです。
そして、どろんこの水たまりで、身体から服からすべてがどろんこになってしまいました。ペッパは嬉しそうにこう言います。
ペッパ「ねえジョージ、おうちに戻ってダディに見せよう」
全身泥だらけのペッパとジョージが家に戻ってダディに見せました。もちろん部屋の床は泥だらけです。そんな2人を見てダディは
ダディ「これは、ビックリだ。2人とも泥だらけだ。大丈夫だよ、ただのどろんこだ。マミーに見つかる前にキレイにしておこうね」
すげーな、おい! 全身泥だらけで部屋の床もドロドロにも関わらずこの余裕! しかもペッパは追い打ちをかけるようにこういうのです。
ペッパ「ねえダディ、ちゃんとキレイにしたら、ダディとマミーも一緒に遊んでくれる?」
ダディ「ああ、一緒にお庭で遊ぼう」
最終的に家族4人でどろんこの水たまりで泥だらけになりながら、笑いながら楽しそうにエンディングを迎えます。
「くるまのおそうじ」
家族4人で車でお出かけ……のはずが、車がどろんこ。ドライブの前に車をおそうじすることになりました。
4人で車を拭き掃除していましたが、ジョージが水たまりにスポンジを落としてしまいました。そして、その泥だらけのスポンジでジョージは車を拭いてしまいます。もちろん車はどろんこに。
そして、ペッパはジョージが汚した部分を洗い流そうと、泥だらけのスポンジを洗ったバケツの水、すなわち泥だらけのバケツの水を車にかけようとします。それを見たダディは慌てて
ダディ「ペッパ! その水は……!」
と制止するのもむなしく、泥水は車にかかってしまいました。車はまたまたどろんこに逆戻り。それを見てダディは言います。
ダディ「大丈夫だよ、ホースを使ってどろんこを洗い流そう」
ペッパ「わーいわーい! 私がホースを持ってもいい?」
ペッパが持つホースの先端から勢いよく水が飛び出します。その水の行き先はマミーの顔へ。そして、真上へ向けたことで雨のように全員に降りかかります。みんなびしょ濡れです。
ダディ「車は洗えたようだな」
マミー「私たちまで一緒にね」
全員「うふふふふ」
いやいや、ツッコミどころ満載やな!
泥だらけののスポンジで車を拭いたところ、泥水を車にかけたところ、ホースの水が顔にかかったところ、雨のように全員に降り注いだところ。すべてにおこってしまうかもしれません。
ペッパがホースを持つところで、「ダメ」と言ってしまうでしょう。
大体のことは取り返しがつく
上記2つのエピソードを例に挙げました。
私のこれまでの経験則から「大体のことは取り返しがつく」と考えています。そして、取り返しがつくから、挑戦してOKとしています。逆に、挑戦しないことを選択することで失われることのほうが大きいと考えています。
では、なぜ子育てに関しては我が子に対して「ダメ」といって挑戦させない選択肢を与えてしまうのでしょうか。
それはおそらく、大人の方が経験値が高いからです。
大人はその経験値から、その選択肢を取った結果を予測して見通すことができるのです。子どもにはそれができない。だから、子どもはやりたい、大人はやらせたくない、という乖離が生まれてしまうのだと考えます。
ゆる育児を標榜して、「怪我や命に関わること以外はだいたいOK」としながらも、少しのことで諭してしまう、こんな私にペッパピッグは「大体のことは取り返しがつく」ということを、改めて伝えてくれます。
だめと言わずに次の展開を考える
私は先ほど「これまでの経験則から」と書きました。なので、今取るべき行動は「子どもたちには経験値を積ませる」なんですよね。私たち大人もさまざまな失敗から学んできました。
どろんこになってもいいじゃない。
ずぶ濡れになってもいいじゃない。
我々大人にできることは、諭すことではなくそのあとのフォローをすること。
部屋の中で走り回りたい、というのであれば、ダメというのではなく、走り回っても危なくない環境を作ること、もしくは公園で走り回ることを提案すること。
コップに水を入れたい、というのであれば、ダメというのではなく、下に布巾を敷くこと、もしくはこぼしてもすぐに拭けるようにタオルを用意すること。
水たまりで遊びたい、ずぶ濡れが予想されるような遊び方をしたい、というのであれば、ダメというのではなく、「長い針が12になったら帰るよ」と伝えて、帰ったらすぐにお風呂に入れるような準備をしておくこと。
これらが、私たち親にできることなのだと感じます。
まとめ
つらつらと書いてきましたが、やはり私はまだまだ度量が足りません。すぐにダメと言ってしまいます。特に節約や効率化が好きな私には、まったく効率的ではない選択肢を取ることに対する難しさは特に大きいと感じています。このブログを定期的に見てくださる読者の方も同じかもしれません。
子どもも成長しています。親も成長しなければいけません。第1子の年齢と親が親である年齢は一緒です。子どもに負けないように、私も成長していかなればならないと、ペッパピッグは教えてくれます。
定期的に動画を見て、刺激を受けたいなと感じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジロー(@yuruikujiblog)でした。それでは、また次の記事でお目にかかりましょう!
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