こんにちは、ジローです。
今回は雑記です。日々家事や育児に対して思うことや、思いついたことなどを書いてみます。ちょっとしたときに思い出していただき、指針になれば嬉しいです。
今日は「育児における夫婦共闘」についてです。世間では男性が育児休暇を取得することがニュースになるような世の中です。私は育児休暇を取得しなかったのですが、一時期かなり大量の有休を申請しました。
育児世代の父親はどうあるべきなのか、私なりの見解を書いていきたいと思います。
私の育児に対する思い
以前、カミさんが通院で、ちーを見られないときに、有休を使って児童館へ連れていきました。そのクラブは年度末で、1年の総括として参加者1人1人が感想を発表していくことになりました。私は初めて参加したので、総括もへったくれもなかったのですが、私の育児に対する率直な思いとしてこんなことを言いました。
字面からはわからないですが、私はちーを追いかけ回しながら喋っていたので、終始ほのぼのとした状況だったのですが、翌週に参加したカミさんから、この言葉にすごい反響があったことを聞かされました。
端的に言うと、私は上記のようなことを常に考えています。
仕事は大変?育児も大変?
「家のこと手伝ってよ~」
「俺だって仕事が忙しいんだよ!」
「私だって家事育児が……」
なんていう会話があるのかないのかわかりませんが、子育て世代の男性はおそらく働き盛り、会社での責任も重く、また仕事に熱中しているところもあるでしょう。
仕事と育児、どちらが大変ですか?
言い換えましょう。
仕事のみの1週間と、家事育児のみの1週間、どちらを選びますか?
私は断然前者を選びます。仕事のほうが圧倒的にラクです。
現場を理解してくれない上層部、ネチネチとケチをつけてくる上司、仕事を覚えない部下……いろいろとストレスが溜まるでしょうが、日本語が通じるだけマシです。
子どもたちは日本語が通じません。言ってもわかりません。わからないからといって目を離すと、下手をしたら死んでしまいます。なんて儚く脆いのでしょう。
在宅勤務で奥さんの育児の大変さを目の当たりにしたパパも多いのではないでしょうか。そうです、奥さんは24時間365日、気の抜けない状況にいるんです。
育児はママだからできる?パパには難しい?
それぞれの性格にもよるかもしれませんが、俯瞰して状況を捉えることは、女性のほうが得意のような気がします。男性はどうしても1点に集中してしまう。
そして、育児においては俯瞰して状況を捉えて、次の一手を見極める作業は非常に大事。この1点において、奥さんのほうが育児に向いているような気がします。
ただ、それだけです。
パパもママも、それぞれの「パパ歴」「ママ歴」は同じはずです。妊娠中の育児に向けた準備期間も十分にあったはずです。
パパもママも、慣れないながらも我が子に対峙し、親としてのスキルを磨いてきているはずです。
もちろん、パパは日中に働きに出ているから、育児に割ける時間があるママに分がある、という話もありますけれど。
夫婦の絆(打算的にいうと数年後の自分の立場)
育児共闘は夫婦の絆を深めます。様々な決定を2人で相談し選択し決定していくのですから当然です。数年後、十数年後、「あんなこともあったねえ」なんて2人でゆっくりとお茶を飲みながら語れる未来なんて素敵ではありませんか。
という話も事実ではありますが、私の中でもっと打算的に考えている部分があるかもしれません。
我が家は核家族、父母娘娘の4人家族です。十数年後を想像してみてください。「男:1、女:3」の構図が出来上がります。これはもう仕方のないことです。このときに、父親が家族から弾き飛ばることのないよう、今の段階からできるだけ家事育児に参加しておく必要があると考えています。
今まで家事や育児に参加していない状況で、十年後にいきなり教育者ヅラして現れても、その言動には説得力に欠けますよね。話を聞いてくれないと思います。
そのときのために、今、この時期を子どもたちと濃い密度で一緒に過ごす、ということが大事になるのではないかと考えています。
また、おそらく精神的にも肉体的にも一番つらいであろうこの時期に奥さんに尽くすことで、その後数十年の立場が大きく違う可能性があります。保証はいたしかねますが。
パパへの提言
まずは、ママの負担を軽減することを考えましょう。できる範囲でもいいので、皿洗いや洗濯物をたたむことなどの家事から始めてみてはいかがでしょうか?
パパママ世代は働き盛り。もちろん仕事が忙しい、飲みやゴルフの誘いもある。
ですが、まず週1日でも早く帰ってくる日を作りましょう。
ある意味暴論ですが、働き手が1人早く帰ったところで会社が回らなくなるなんてことはありえないんです。もっと言えば、育児休暇を取得したとしても、急に辞めたとしても。ありえるとしたら、それは働き手が悪いのではなく、会社の体制が悪い。あなたは悪くない。
皿洗いや洗濯物、風呂掃除、おもちゃの片付け、ベッドメイキング……やれることはたくさん転がっています。逆に言えば、それらは今すべて奥さんが当たり前のようにやっていることです。これを引き受けることで、奥さんは少し楽になれるんです。
もちろん、育児にも参加できると思います。オムツ替え、ミルクや離乳食やご飯を食べさせる、沐浴やお風呂に入れる……。公園遊びや身体を使ったアクロバティックな遊びなどは、力の強いパパのほうが適任ですよ。
仕事が本当に忙しくてそんな余裕がない、というパパは、添い寝からでもいいと思います。その間、ママは少しの時間、自由になれるんです。24時間くっついていないといけないママを、お子さんとの物理的な距離を離してあげる努力もしてあげましょう。
そして、最後にひとつ。仕事から帰ってきたときには、思いっきりハグしてあげてください。
ママへの提言
仕事で「部下に任せずに自分でやる。なぜなら、自分でやったほうが早いから」という状況ってありませんか?
短期的に見るとそのほうが早いしラクかもしれませんが、中長期的に見ると最終的に部下にその仕事を任せることができるので、任せるほうがラクになります。
まあ、頭でわかっていても難しいことなのですが。
こんな事例がありました。ママ友から
と相談を受けました。いろいろと聞いていくうちに、おそらく何をやったらいいのかわからない、という状況が考えられるな、と。
私はこのように提言をしました。
すると、パパが自分で片付けをするようになったそうなのです。
そうなんです。「家事育児に参加したいけど、どうすればいいのかわからない」というパパは多いのです。だから、その動線を示してあげるだけで自分で動けるんです。いや、自分で動けないとは言わせませんw
奥さんも「自分でやったほうが早い」と言ってしまわずに、少しの間辛抱して、パパに任せてみるのはいかがでしょうか?それが数日後、数カ月後の自分への投資と考えてみてください。
注意点として「任せたのならグチグチ言わない」。理知的に指摘することこそあれ、「自分やったほうがよかった」なんて言わないでくださいね。手際が悪くて当たり前、自分を基準としたレベルでは考えないであげてください。
男なんて単純です。褒めれば伸びます。男の私が言うんだから間違いないです。
まとめ
取り留めのない話でごめんなさい。思ったことを書きました。
夫婦共闘は必ず家族がいい方向へ向かうと信じています。
自分のことは自分でするパパ、ママのことをサポートできるパパを見て育った我が子は、自分のことは自分でできる子、困っている誰かを手伝ってあげられる子に育つはずです。家族への思いやりは家庭のなかで培われていくのです。
最悪の事態を想定しましょう。もしも今、奥さんが何らかの事由でいなくなってしまったら。パパは子どもたちとともに1週間を乗り切れますか?
子どもたちが熱を出しました。保険証も保管場所はわかりますか?かかりつけ医の場所は知っていますか?既往歴は説明出来ますか?
この状況を想定して、マズイと思ったパパは、奥さんといろいろなことを共有しましょう。
このブログでは、我が家なりの夫婦共闘の工程や、そのために考案した方法、情報共有のために使ったツールなど、余すところなく発信してまいります。
家庭は船です。家族は船員です。皆が欠けてはいけません。幸せな生活と健やかな成長という目的地にたどり着くまでに、皆が協力することは当然です。
皆さまの育児、そして生活が、より豊かで素晴らしいものになるために、このブログがお手伝いできるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
機会があれば、ママ側の意見として、イチコの話も聞いてみたいので、そのときはまた、ブログに掲載しますね。
イチコ執筆の記事が公開されました。下記リンクより、ぜひお読みください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジロー(@yuruikujiblog)でした。それでは、また次の記事でお目にかかりましょう!
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