こんにちは、ジローです。
今回は雑記です。日々家事や育児に対して思うことや、思いついたことなどを書いてみます。ちょっとしたときに思い出していただき、指針になれば嬉しいです。
先日「育児における夫婦共闘と育児世代の父親はどうあるべきか」という記事を書きました。
これは完全に夫である私側からの視点での記事です。
記事の最後に「機会があれば、ママ側の意見として、イチコの話も聞いてみたい」と書きました。
こんな記事書いたんだ~よかったらイチコの話も聞かせてよ
時間あったら書くよ~
2日後、原稿をもらいました。早いよ。
というわけで、今回の記事は「育児における夫婦共闘と妻が夫に求めること」です。
以下は妻・イチコの執筆記事となります。よろしくお願いします。
家庭にとって大事なことは何か
元々子どもは苦手なんです。
なんで私ばっかり! 育児の辛さを分かってくれていない! 同じタイミングでパパママになったのに私の負担が多すぎるのではないか。働いてるほうが楽。外に出たい1人になりたい。
ジローの言うように自分でやった方が早いし、クオリティを考えると任せられない。
今まで当たり前のようにできていたことができなくなっていく。掃除洗濯料理もちろん慣れない子育て。
自分が自分ではなくなっていくようで、とても怖かった記憶があります。
周りのママ友の話を聞くと正直なんで一緒に住んでるの? と思うようなひどい旦那様が多くて、そういう話を聞くとうちの旦那はこんなに手伝ってくれるのに、なんで私はちゃんとできないんだとまた負のループに陥る。
でも、人にはペースがあって、家庭環境も家族構成も違う人と自分を比べてマイナス思考になるのは全く意味のないこと。
優秀ぶるのはやめて、できないことはできないと正直に認めようと思いました。そして、家庭にとって大事なことは何かと本質を見るようになりました。
家庭にとって大事なものは、私が全てをパーフェクトにこなすことではなくて、誰が担当しても結果が同じになるように、夫婦で情報をシェアしながら、子どもたちの健やかな成長をサポートすることだと気づきました。
象のレース編み
みーがまだ1歳前後の時、お風呂上がりでバタバタしている時、みーの爪を切るように夫に依頼したことがありました。その時の私や夫のコンディションは覚えていないですが、「目悪いし見えにくいからちょっと切れないな」と言われ「はぁ?!」と思った記憶があります。
同じタイミングで親になったはずなのに! 私だって子どもの小さい爪を切るのは苦手なのに! なぜあなたにだけ拒否権があるの? とカチンと来たことがありました。結局誰かがしないといけないので私が切ったのですが。
最近知った言葉で「象のレース編み」という言葉があります。
大きな体の象が、一生懸命練習してレース編みができるようになったとしても完成度はたかが知れている。それよりも、象ならではの大きな体や耳、長い鼻を活かして働きをした方がみんなにとってメリットが大きい、という意味です。
主人は、緻密に計画を練ったりパソコン仕事は得意ですが、かなりの不器用です。それはもう折角練った計画が実行できないぐらいに不器用です。
私は考えることは苦手ですが、ノリと勢いでなんでも器用にこなすタイプです。
大事なことは子どもがケガをしないように爪を整えるということ。得意な方が担当すればいい。もちろんこの場合は器用な私。その代わり、計画や調べ物は得意な彼が。これぞ正しく三方よし、win-win-winの関係です。
だとすれば、私がやるべきこと
家事育児をやったつもりになっている自称イクメンのパパに、「家事育児の全てのタスクを書き出して表を渡す」というのが一時期話題になりました。
我が家でも導入しようかと考えたのですが、まず書き出すのが面倒くさい。そして、ありがたいことにうちの旦那はかなりのタスクを理解してこなしてくれています。これ以上はやりようがないぐらいに協力してくれています。
ということは、変わらなくてはいけないのは彼ではなく私。何を手伝ってほしいか明確にしてキチンと依頼する。そして成果に対しては細かいケチをつけない。実行する人が違うのだから結果は違って当たり前。
ちょっとくらい子どもの洗濯物をしまう場所が違っても、子どもの顔に保湿クリーム塗り忘れても、洗濯機に紙おむつ入れて洗濯回してもいいじゃない! 死ぬわけじゃないんだし(洗濯は本当に勘弁してください後始末が大変なので笑)
子どもの想いが大事
夫の言っていた児童館でのひとコマ。
翌週、私が児童館に顔を出すと「感動してウルッときた!」「いい旦那さんだね」と皆から絶賛だったので評価が上がりすぎてはいけない、と必死で下げにかかりましたw
冗談はさておき、「うちの旦那だったら同じ状況でも児童館には絶対来ない」と言っているママ友がいました。なぜかと聞くと、「そういうタイプじゃないし、人見知りだから」とのことで思わず「はぁ?!」となりました。そういうタイプってどういうタイプ? ちなみに、うちの夫も決してコミュ力が高い方ではありません。
もちろん児童館でなくても、父親と子どもの過ごし方はたくさんあると思います。大きな公園まで遠出してみたり、自転車の練習や体を使う遊びを外で思いっきりしたり。
大事なことは、「大人に合わせるのではなく、子どもがやりたいと思うことに合わせてあげられること」だと思います。人見知りだからって会社の会議に出ないとか営業先に行かないなんてことはないですよね。仕事のためにはできて、子どものためにできないということはないかなと。もちろん無理のない範囲でですが。
夫の皆さんへ
まず、いつもお勤めお疲れさまです。手伝いたいのに手伝えない、やり方が分からない、仕事の都合で時間が捻出できない。いろんな状況があるかと思います。
ただ、本当にできることはないか、今一度見回してみてください。そして、まず30分でもいいから嫁の話をゆっくり聞いてあげてください。おそらく今日あった、たわいもないこと、育児の愚痴、いろんなことをぶちまけられると思います。簡単に言えば、30分間だけでいいのでサンドバッグになってください。
そして、「いつもありがとう」と伝えてあげてください。
そして、「子ども見とくから外出してきなよ」が全ての奥様に当てはまるわけではないので、もしかしたらあなたの奥様はすっぴんでアイスをバカ食いしながら Netflix 三昧をしたいかもしれません。
まずは奥様の話を聞いてあげてください。何がしたいのか、何が出来なくて困っているのかを聞いて、叶えてあげられることならばぜひ叶えてあげてください。
妻の皆さんへ
毎日育児に家事、仕事を抱えている方もいらっしゃると思います。本当にお疲れさまです。
あんなに大好きだったのに、子どもができた途端、夫のできないところばかりに目につく自分にもうんざりしてしまいますよね。すごくわかります。
でも、あなたの夫も何か役に立ちたいと思っています。
男性には具体的に依頼するのが一番いいかと思います。ママ友や実母のように、あれこれそれで話が通じると思っては大間違いです。積極的に参加して欲しいならのであれば、何をどうしてほしいと具体的に伝えてあげてください。
そして、クオリティに関しては数をこなしていけば必ず上がってくるので、今は少し目をつぶってあげてください。これは数ヶ月後、数年後の私たちにとって、とても重要なことです。
どうかお互い、広い心で。
まとめ
「子はかすがい」とよく言いますが、かすがいだけでは成り立たないのです。2つの柱がしっかりしてないとかすがいも打てない。
子ども達の手が離れた時に、夫婦二人で笑って過ごせるように今から準備しましょう。
以上、妻のイチコからの記事でした。
私も夫としてすべて出来ているとは到底思えません。家族のため、そして妻と笑い合いながら過ごせる近い将来のため、気を引き締めて家事・育児に取り組んでいこうと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジロー(@yuruikujiblog)でした。それでは、また次の記事でお目にかかりましょう!
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